「多摩めぐり」主催者変更のお知らせ

今後の「多摩めぐり」の開催につきましては、
「公益社団法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩
多摩・武蔵野検定事務局(タマケン・サポーターズ)」から「多摩めぐりの会」へ主催を変更しました。

当法人ではお問い合わせには応じておりません。

下記へお問い合わせ下さいますようお願いします。

多摩めぐりの会 事務局
☆多摩めぐり tama.meguri@gmail.com
☆花ごよみ応募 tama.hanagoyomi@gmail.com
☆ホームページ http://www.tama-meguri.com

ひの市民大学「近代化における日野人のチャレンジ精神を学ぶ」講座開講

多摩地域の近代化のはしりは、1870(明治3)年、玉川上水に通船されたことだろうか。2年ほどしかかなわなかった船運を惜しんだ地元有力者がその後、発想転換して目を向けたのは「鉄道」だった。1889(明治22)年4月、新宿-立川間で開業した甲武鉄道は、4か月後、八王子まで延伸した。翌年春まで駅舎がなかった日野の人々には垂涎の汽車だったろう……日野市中央公民館は、進取の気性に富んだ風土があるといわれる同市に特化した「近代化における日野人のチャレンジ精神を学ぶ」講座を12月1日から毎週金曜日午後3回開く。いま受講者を募っている。

江戸から明治になり、日野にも近代化の波が押し寄せた。日野の近代化にはどのような特徴があったのか。その特徴と同時に関連性にも触れて講座を進めるという。

 

対談「煉瓦とビールのロマン~TOYODAビールな夜を」

12月1日19時から20時半まで、日野市多摩平の森産業連携センターPlanT(中央線豊田駅北口から徒歩5分、クレヴィア豊田多摩平の森レジデンス1階)で、対談「煉瓦とビールのロマン~TOYODAビールな夜を」と題して開講。甲武鉄道開業前の1886(明治19)年に現・日野市豊田の山口平太夫が多摩地域で初めてのビール「TOYODAビール」を醸造した。その名を冠したビールが2015(平成27)年7月に復刻された。対談するのは福生市の石川酒造場社長・石川弥八郎さんと日野市郷土資料館長・清野利明さん。40人募集。参加費500円(ビール代)。

現役である明治時代の日野煉瓦

12月8日13時半から16時まで、日野市中央公民館(中央線日野駅から徒歩8分)で「日野煉瓦について」座学し、日野駅周辺か、煉瓦工場跡を訪ねる。当時、煉瓦は各地で作られた。中でも日野煉瓦は甲武鉄道の開業に欠かせなかった。立川-日野駅間の多摩川鉄橋を支える橋脚などに使われた日野煉瓦は、今も現役。講師は日野市新選組のふるさと歴史館学芸員・髙井英之さん。30人募集。無料。

 

織物の多摩に欠かせなかった桑栽培

12月15日13時半から16時まで、日野市市民の森ふれあいホール(中央線日野駅から徒歩13分、多摩モノレール甲州街道駅から徒歩10分)で開かれる講座のテーマは「日野の養蚕と桑ハウス」。旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室(桑ハウス)を見学する。昭和10年代に当時の日野町は、「日野五社」といわれる大企業の工場を誘致するまで、主産業は養蚕だった。養蚕業は1887(明治20)年ごろから殖産振興策として推奨された。昭和初期にできた蚕糸試験場は、1980(昭和55)年に筑波へ移転したが、それまで日野桑園では桑の栽培や品種改良など桑や蚕の研究が行われ、全国への情報発信基地だった。日野桑園第一蚕室の建物は、今年6月、国の登録有形文化財に指定された。講師は、仲田の森遺産発見プロジェクトの酒井哲さんと日野市郷土資料館学芸員・秦哲子さん。30人募集(見学のみは不可)。無料。

申し込みは電話042-581-7580日野市中央公民館へ。

チラシはこちら

12/2(土)多摩めぐり30プラス 多摩丘陵第7弾 谷戸の空を舞うチョウゲンボウ

谷戸の空を舞うチョウゲンボウ

希少な弥生時代遺跡と大木のカヤ

稲城市を抱え込む多摩丘陵の東側は、西側の主脈中心の尾根と違って人が手の指を広げた格好のように幾重にも条が走り、変化に富む。多摩ニュータウンの中では最も新しい住宅地の稲城市若葉台は清楚なまち。丘陵を下った上谷戸親水公園は、ホタルが飛び交う清流があり、緑が濃い。その上空を滑空する小さな猛禽・チョウゲンボウをレンズで狙う愛鳥家が居並ぶ。北の三沢川沿いに建つ古刹の高勝寺にも立ち寄りたい。威風堂々の雄姿を見せる都内最大級のカヤの大木が境内の空気を締める。さらに都内では数少ない弥生時代の遺跡が出土した平尾台原遺跡が物語るものは、何か。人の住みやすさだけだろうか。多摩ニュータウンに先駆けて開発された平尾団地は、間もなく50年を迎える。この間、人口の急増・減少という時代の推移を映す。鎮守の杜だった杉山神社の風格も感じたい。訪ねる先々で流れる麻生川など幾つもの水音は、丘陵が語るふくよかな声に聞こえてくる。そんな多摩丘陵に触れましょう。

◆集合日 2017年12月2日(土)
◆時 間 9時
◆集合場所 京王相模原線若葉台駅
◆ガイド タマケン合格者 宮崎雅文さん 須永俊夫さん
◆参加費 1,000円
◆募集人員 先着順 30人
◆持ち物 弁当、筆記具、雨具、飲み物
◆お問い合わせ 042(591)8540タマケン事務局(平日10-16時)

詳細はチラシをごらん下さい

「たちかわ市民科講座 みんなで学ぼう!立川・多摩の歴史と文化」受講者を募集

11月18日、立川市女性総合センター(立川駅北口徒歩7分)で開かれる「たちかわ市民科講座『みんなで学ぼう!立川・多摩の歴史と文化』」の受講者を募集している。

法政大学の馬場教授が講師
立川市は、近年の都市化の進展に伴い、年間の転入転出が1万人にも及んでおり、地域コミュニティーの深まりが問われていることから同市教育委員会は、小中学生に郷土愛を育んでもらおうと、同市独自の市民科を設けて郷土学習をしている。まちのいまの様子や、歴史、文化に触れて、市民としていろんな活動にかかわり、社会のために役立つ人づくりにつなげていこうという狙いだ。その一環で、今年度から市内全20小学校5年生が「タマケン・ジュニア級~立川市検定」を受検している。大人にも郷土に触れる機会を広めたいと講座を開くもの。立川市在住者に限らず受講できる。講師は、タマケン学術委員である法政大学大学院人間社会研究科教授の馬場憲一さん。

中学生が使う資料集読んで目から鱗
立川市内の中学生が使っている社会科資料集「たちかわ」を読む機会があった。資料集の内容は、地理、産業、歴史、現代、政治・行政の仕組みが完結明瞭にまとめられていて、夢中で読んだ。
その中で、目を引いたのは……。
明治から昭和の地図が4枚掲載されている。明治19(1886)年の立川市の部分地図とはいえ、全面的に畑が広がっている中に、多摩川に「日野渡船場」の記載がある。まだ甲武鉄道(中央線の前身)が敷かれていない。大正13(1924)年の地図には立川停車場の名がある。昭和15(1940)年の地図は駅周辺に建物が密集していて黒い。あるはずの立川飛行場エリアは真っ白。日本陸軍の施設をカモフラージュしていることが読み取れる。

立川駅が現在地にあるわけ
甲武鉄道の着工は明治21(1888)年5月。当初の立川停車場の建設予定地は、現在の諏訪神社(柴崎町)に近い所だった。周辺住民から「停車場ができると、火の粉が飛んできて火事になる」と建設に反対され、当時の村はずれに駅舎を作ることになった。駅舎は、いまは高架だが、昭和57(1982)年に駅ビルが開業するまで北側にあった。駅舎は、なぜ北側に建てられたのか。蒸気機関車に入れる水を北の砂川村の用水から取り入れたからだと説明されている。

飛行場建設に見合った4条件
首都を守る東京西部地域に飛行場建設案が出て、その候補地に相模原、小平、立川などが持ち上がった。大正9(1920)年秋、立川に飛行場ができた要因は、こうだ。①首都に近い②広大な平坦地がある③鉄道が通っている④気象条件に恵まれていること。この条件に見合ったのが立川で、各務原(岐阜県)、所沢(埼玉県)に次ぐ3番目の飛行場になった。昭和4(1929)年には日本航空輸送が旅客輸送を始めて、民間利用が始まった。
中学生だけではなく、目から鱗が落ちる副読本だと実感。まさに武蔵野台地は魅力いっぱいの“宝の宝庫”だ。
「みんなで学ぼう!立川・多摩の歴史と文化」講座の開講は、11月18日10~12時。募集人数は50人(先着)。講座を主催する同市生涯学習推進センターは、学んだ成果を次回のタマケン受検で生かそうと呼びかけている。申込は、早めに電話042-528-6872立川市生涯学習推進センターへ(平日8時半~17時)。

11月12日(日)多摩めぐり30プラス「多摩丘陵第6弾」多摩市聖蹟桜ヶ丘

天守台跡から゛国〟を一望し、木造随身倚像を見る

「武蔵野の向の岡の草なれば…」小野小町の歌碑がある多摩市。古道が幾筋も通り、北端に横たわる多摩川に渡した舟。戦乱の時代の多摩川は、最大の自然防壁でもあった。付近には霞ノ関が置かれ、木戸柵を設け、天守台を構えた。ここは、いくつもの乱の舞台でもあった。小野神社に収められた随身に何を託し、願ったのか。絵師の相沢五流が筆を走らせたわけは? 明治天皇の行幸地として知られ、その折に接遇した元名主家とは? 東京都第1号の環状交差点を抱えた新時代の住宅都市を建設し、さらに顔を変えつつある多摩市。多摩ニュータウンと違う趣を感じる。

◆集合日 2017年11月12日(日)
◆時 間 9時30分
◆集合場所 京王線 聖蹟桜ケ丘駅 西口 青春のポスト前
◆ガイド タマケン合格者 永江幸江さん 須永俊夫さん 前田けい子さん 関根充さん
◆参加費 1,000円
◆募集人員 先着順 30人
◆持ち物 弁当、筆記具、雨具、飲み物
◆お問い合わせ 042(591)8540タマケン事務局(平日10-16時)

詳細はチラシをごらん下さい