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2017年04月19日(水)

5月21(日)多摩めぐり30~「奥多摩町」

薪炭など物産の交易路に供養仏や先人の心表す碑 新緑映える断崖絶壁、多摩川左岸の「むかしみち」を歩く

多摩地域の30市町村を全部歩いて楽しく学ぼうと2011年4月、小金井市からスタートした「多摩めぐり30」は、今回の奥多摩町で当初の目的を達成する。
 奥多摩町の南域を横断する多摩川は、流水による浸食で深く切れ落ちる。その左岸を蛇行する「むかしみち」は、昭和初期、小河内貯水池建設の工事に先駆けて整備された建設資材専用路が貯水池完成後、一般道として開放されるまで小河内の薪炭など物産を氷川へ運ぶ交易路だった。途中には槐木(さいかちぎ)、不動の上滝、白髭神社、耳神様、厳道(げんどう)の馬頭様などがあり、行き交う人の休憩地であったり、険しい所を供養の地としたりして、往還のはやる気持ちを鎮めたのだろうか……。「世界最大規模の水道専用ダム」建設に使われた鉄道跡やトンネルが各所に残る。奥多摩湖を眼下に見下ろす水根地区は標高600mにほど近い。奥多摩駅よりも250mほど高い。先人と牛馬の荒い息遣いが聞こえてきそうな山道を、新緑のグリーンシャワーを浴びながら歩きましょう、足回りをしっかりきめて。9.5kmの健脚向きコースです。

◆集合日時 2017年5月21日(日)9時
おすすめのJR
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◆集合場所 奥多摩駅
◆ガイド タマケン合格者:菊池等さん、相山誉夫さん
◆参加費 1,000円(資料代・傷害保険料含む)
別途 奥多摩湖-奥多摩駅間のバス運賃(片道)350円各自支払い
◆募集人員 先着順 30人
◆持ち物 弁当、筆記具、雨具、飲み物 ※昼食は野外です。座るシートも持参
◆お問い合わせ 042(591)8540タマケン事務局(平日10-16時)

詳細はチラシをごらん下さい

2017年04月04日(火)

4月22(土)多摩めぐり30~「檜原村」

国立公園内の東京唯一の村 檜原村民が紡いだ伝統行事と東京の木の文化を観る

東京都で島を除いて唯一の村、檜原村。1889(明治22)年に市町村制が施行されて以来、行政域が変わらない全国でもまれな村です。93%が傾斜地。村の8割が秩父多摩甲斐国立公園であり、1000m級の浅間尾根を挟んで集落が南北に点在しています。50を超える滝の代表格は日本の滝百選に選ばれている払沢の滝。いずれの滝にも神が宿っていそうな風格があります。甲州裏街道の厳しい村の暮らしは、祭事や郷土芸能で人々の心を紡いできました。御とう神事がその一つ。一方、江戸時代から続く林業に新しい息吹を吹き込む若い社長も時代の求めに応じて木を生かしています。モミジの里づくりに励む住民たち、特産のジャガイモを使ったクッキーも人気。山間の里の元気ぶりを訪ねましょう。

◆集合日時 2017年4月22日(土)8 時40分
おすすめのJR拝島駅発-武蔵五日市行き電車7:56発→8:16着、8:13発→8:34着
◆集合場所 武蔵五日市駅前(時間厳守 9時発のバス乗車)
◆講演 「御とう神事」について 春日神社筆頭総代 吉野 一成さん、総代(御とう神事保存会長) 志村 勝芳さん、総代  鈴木 留次郎さん
「檜原の林業」について 田中林業(株)代表取締役 田中 惣一さん

◆ガイド タマケン合格者:味藤圭司さん、相山誉夫さん、関根充さん
◆参加費 1,000円(資料代・傷害保険料含む)
◆募集人員 先着順 30人
◆持ち物 弁当、筆記具、雨具、飲み物
◆お問い合わせ 042(591)8540タマケン事務局(平日10-16時)

詳細はチラシをごらん下さい

2017年03月13日(月)

ネットワーク多摩でインターンシップ 帝京大2年、前田幸星さんの13日間

 多摩地域の大学を中心に企業と行政の産学連携事業を行っている学術・文化・産業ネットワーク多摩の事務局に2月8日から3月11日まで、週3日、13日間、帝京大学経済学部2年生、前田幸星(こうせい)さんがインターンシップでやってきました。静岡県榛原郡吉田町出身。簿記3級とディスクアドバイザー3級の資格取得者。地域のマラソン大会でしばしば走っているスポーツ大好き人間。仲間と東京から名古屋までママチャリで行ったかと思うと、東京―大阪間を往復ヒッチハイク。さすがに帰りは、実家でリタイアしたとか。近いうちに友人と山手線を1周走って回るとか。趣味のカメラを片手に多摩を巡り歩いていると思いきや、「奥多摩湖? えっ東京に(檜原)村があるんですか」と目を見開いていた。
 この時期のネットワーク多摩は、タマケンの試験準備に大わらわで、前田さんは、ねじり鉢巻きで挑んだ。「面白かったです」というその体験記を読んでください。多摩各地の写真も前田さんが撮影したもの。

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「パソコン操作のスキルが上がった」という前田さん

2月13日~3月11日の期間、公益社団法人学術・文化・産業ネットワーク多摩で13日間インターンシップとして普段の大学生活とは異なった社会人としての生活、非日常的な経験をさせていただいた。そこで感じたことは3つある。
 
三者連携が新たな事業へと繋がる
 実際にネットワーク多摩は、多くの事業に取り組んでおり、連携【注1】して事業を推進していくことの重要性を感じた。
 その中でも魅力的に感じた事業は「単位互換制度」【注2】というものだ。大学と大学の連携から、他の大学生でも授業を受けることができ、さらに企業の現場を知る方が講師として授業をしてくださることもあり貴重な機会である。単位も認定される画期的な事業だ。また大学の名を超えて、同じ大学生として同じ授業を受けられることで他大生との交流を図ることも考えられる。
 このようなメリットが大学生にはあるが、現状、受講者を増やすという課題もある。若年層の人口が少なくなる現社会で若者を対象とした事業を進展することや開拓することは難しいのかもしれない。その一例に大学がある。「大学の生き残り」のサポート、大学のレベルをワンランクあげることが未来を切り開く若者を育て、大学にとって、また地域活性化という点において長期的な視野で大きな成果を生むのではないか。
 つまりは、人を育てることは短期的な視点で見ると、素晴らしい社会貢献として捉えられる。会社のブランド力も教育の事業が後押しするだろう。
さらに長期的な視野で見ると、育てられた人の利益、会社の利益、地域の利益、日本の利益に繋がるのではないか。
 公益社団法人であるネットワーク多摩は、他にも「多摩の学生まちづくりコンペティション」【注3】や「多摩未来奨学金」【注4】の給付型プロジェクトを行っている。しかし、このような機会を創り出すには行政、企業や大学からの助成金、寄付金、協賛金、補助金等々、多大な力添えがあり、金銭的支援をしていく長期的なメリットを考えた上で事業を創り出すことが、公益に変換されていくのだと感じた。
 そして「T-Cubicプロジェクト事業における実証的調査業務」という株式会社立飛ホールディングス(本社・立川市)から委託された事業も行う。こちらの事業は多摩地域の活性化に基づく貴重なデータとなるはずだ。世間一般の声、現場の声が新たな事業とマッチするのか、事業の修正や開発は、企業にとって利益に直結するものになるだろうし、ネットワーク多摩として、世間の需要に答えることが、地域活性化への取り組みにもなる。まさに企業との関わりは重要である。
 
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コーセーの眼~その1 立川昭和記念公園のシロツメクサに心が騒いだ
 
地域活性化への取り組み方は多様
 公益は、利益を利己の為でなく、利他の為に活動することが求められている。その為、定められているルールの中で活動しなければならない。
私はそのルールを見せていただいたが、実は出来ることは沢山あることを知った。公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第二条【注5】には、「学術及び科学技術の振興を目的とする事業、教育、スポーツ等を通じて国民の心身の健全な発達に寄与し、又は豊かな人間性を涵養することの目的とする事業」等々が記されている。
 ルールとは物事の実行を妨げられることもあるが、多数の者の利益増進、地域活性化についての攻略手段のヒントが隠されているとも言えるだろう。そこでやはり、前述した通り、公益として地域の人々が何を求めているのかを知る必要がある。需要のすべてに耳を傾けることはとても難しいが、地域を歩いてみたり、観光スポットや施設を訪問したりすることで、地域の実態を現場で感じることも大事になるだろう。
 私自身、静岡県出身であるため、多摩に在住してまだ2年程度で、多摩地域のほんの一部しか知らない。多摩地域ではネットワーク多摩を通じた事業も多く行っていると知り、多摩地域に愛着が持てるように積極的に参加できれば、今後、ネットワーク多摩の多様な事業を他の地域の地域活性化事業に参加した際に活かせたら良いと考えている。
 
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コーセーの眼~その2 新たな年に幸運を願う人たちが詰めかけた高幡不動のだるま市
 
日々、事業を創り上げていく楽しさ
 私は多摩・武蔵野検定【注6】のサポート業務を約2週間させていただいた。当日のテスト問題の整理や修正、試験会場の下見、掲示物の作成等々、試験日に向けた事前準備は、容易ではなかった。この業務をするにあたって、ミスをすることが多々あった。報告、連絡、相談に加え、仕事にあたる前の段階で周囲に確認することの必要性を感じた。  
 また、PCのスキルの乏しさを痛感した。大学で学んだパソコンスキルとは違う実務的なスキルが試され、操作方法を教えてもらったことでパソコンのスキルは一段階上がった。
 多摩・武蔵野検定試験日である3月11日(土)を最後にインターン終了となった。ゴールの見える業務だからこそ、気を引き締めて全うすることができた。ネットワーク多摩の皆様は、そのゴールを1年で何回経験しているのか。私自身、関わることができた事業が成功した時の達成感は、新鮮で一つの大きなゴールだと感じた。毎週、毎月、毎年、継続的に事業を行うことの大変さはある。しかし、目の前の事業に対し、全力を注ぎ、事業をその度修正し、発展させながら仕事に取り組むことは、その地域の明るい未来や多くの人に愛されるまちの創造、そして自分自身が愛せるまちづくりの支えであり、その真摯な情熱を常に持ち続けることが仕事を何十年も続けていける重要な要因ではないかと思えた。
 私自身が自立し、社会人になったとき、何十年も続けていくであろう仕事にやりがいを感じたいし、理想や目標達成に向けて頑張りたい。その目標が地域活性化に直結しなくとも、ネットワーク多摩で学んだ事業や社会人としての現場での経験を今後、どこかの場面で、また地域の一部となり、協力やサポートができたらと思っている。
 以上3点が、ネットワーク多摩でインターンシップさせていただき感じたことである。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
 
【注1】連携…広域多摩地域を中心に、大学・行政・企業・団体等との協働を通して、教育を柱に、地域の活性化、調査開発、情報提供、交流促進、大学間との連携をいう。
【注2】単位互換制度…加盟大学の正規科目を単位互換科目として提供し、学生が大学の枠を超えて受講・単位取得できる制度。
【注3】多摩の学生まちづくりコンペティション…地域コミュニティや企業、商店街など多摩地域が元気で新たなありかたを求め、今の魅力と課題をフィールドワークによって得たデータを分析し、発表する学生のまちづくりコンペ。
【注4】多摩未来奨学金…加盟機関や多摩地域の企業・団体等からの寄附金を原資とし、加盟大学・短期大学の学生を対象とした給付型の奨学金制度。多摩地域の活性化を目的とした活動等を通してネットワーク多摩の加盟大学・短期大学で学ぶ学生の育成をする。
【注5】公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第二条…公益目的事業 学術、技芸、慈善その他の公益に関する別表各号に掲げる種類の事業であって、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものをいう。
【注6】多摩・武蔵野検定…多摩地域の特徴・魅力を再発見し、郷土愛を育み、ひいては地域のリーダーとして活躍し、まちづくりに繋げる人材の醸成。ネットワーク多摩主催のご当地検定。

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コーセーの眼~その3 ネオンや街頭の光を映す客待ちのタクシーの屋根(立川駅前で)

 

2017年03月07日(火)

4月8日(土)多摩めぐり30プラス~ 多摩丘陵・鶴見川源流を訪ねる

昭和の原風景に重きを加える小山田氏と大賀ハスの里 「関東の富士見百景」のビューポイントにも立つ

タマケン・ガイドツアーの新シリーズ「多摩めぐり30プラス~多摩丘陵」の第2弾は「鶴見川の源流を訪ねる」。尾根の南西側、町田市上小山田町を源流とする鶴見川は、横浜市を代表する一級河川。横浜市鶴見区で東京湾に注ぐまで全長42.5km。源流域の「保水の森」の春の花たちが昭和の原風景を残した田中谷戸や有力武家小山田氏ゆかりの地に華を添えます。「関東の富士見百景」に選ばれている小山田緑地みはらし広場で、南方に横たわる丹沢山塊をお昼のおかずの一品にします。麓は大賀ハスの里であり、広大なハス田やハスの手工芸品にも触れます。陽春の一日を楽しみましょう。

◆集合日時 2017年4月8日(土)8 時45分
◆集合場所 京王相模原線 南大沢駅前
◆ガイド タマケン合格者 宮崎雅文さん 関根充さん
◆参加費 1,000円(資料代・傷害保険料含む)
◆募集人員 先着順 30人
◆持ち物 弁当、筆記具、雨具、飲み物
◆お問い合わせ 042(591)8540タマケン事務局(平日10-16時)

詳細はチラシをごらん下さい

2017年03月02日(木)

日野市郷土資料館 企画展 「日野の産業革命~レンガ・ビール・養蚕~」 4月16日(日)まで開催!

 1916(大正5)年、日野に電灯がともって今年で100年。日野人の先進性を物語るレンガやビール、養蚕は、日野の近代化を象徴する事物にスポットを当てた「日野の産業革命~レンガ・ビール・養蚕~」展が日野市郷土資料館で4月16日(日)まで開かれている。3月4日には長年、皇室御養蚕所に勤めた紅葉山御養蚕所常任幹事、伊藤稔さんがその体験を語る。
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JR中央線(上り線)の多摩川鉄橋に現役で使用されている日野煉瓦

 企画した同館の狙いにも熱がこもっている。そのメッセージは――。
 幕末に新選組を生み出した町、日野。徳川幕府崩壊後、明治の新しい世になり、日野人たちはレンガやビール・養蚕など様々な事柄で近代化を推し進めた。
 日野の近代化は、甲武鉄道(現在のJR中央線)と共に始まった。多摩川・浅川の鉄橋工事のため、ご当地レンガである「日野レンガ」が計画的に生産され、見事、鉄道局に納入することができ、その後の日野停車場の誘致に結びついた。
 その頃、豊田では多摩地域最古のビールである山口麦酒(復刻されたTOYODA BEERのもと!)が作られ、日野停車場を起点とした販売戦略が考えられた。
 また桑の都八王子と隣り合う日野では、農家の暮らしを支える基幹産業の一つとして養蚕が盛んだった。そのような中で、昭和に入ると、現在の仲田の森の地に「農林省蚕糸試験場日野桑園」が設立された。
 近代化に尽くした先人たちの時代を見る眼の確かさと、尽きることのない旺盛なチャレンジ精神、そして、たゆまぬ努力の積み重ねを知ることが、先行きの見えない時代を生きる私たちにとっての道しるべの一つになれば幸いです。

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養蚕に使われた道具
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発掘された日野煉瓦造の火炉
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日野市に残る近代化遺産「旧蚕糸試験場日野桑園第一蚕室」(昭和7年建設)
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山口麦酒の展示コーナー

<写真はいずれも日野市郷土資料館提供>

企画展「日野の産業革命―レンガ・ビール・養蚕―」
◆期間 2017年4月16日(日)まで
◆場所 日野市郷土資料館(多摩モノレール「程久保」駅より徒歩15分)
◆休館日 月曜休館(3月20日開館、21日休館)
◆開館時間 9時00分~17時00分
◆入館料 無料
◎日野郷土資料館ホームページ http://hino-museum.jp/

企画展関連講座
「皇后様とご養蚕~紅葉山御養蚕所助手としての体験を語る~」
 皇居内紅葉山御養蚕所で、御養蚕所助手として従事した体験を語るのは、伊藤稔氏(紅葉山御養蚕所常任幹事)。併せて、市内川辺堀之内にあった繭の共同乾燥庫についての話もします。
日時:3月4日(土) 午後2時~3時30分
会場:日野市中央公民館高幡台分室(日野市程久保550)
講師:伊藤稔氏(紅葉山御養蚕所常任幹事)
定員:30人
申し込み:日野市郷土資料館へ電話申込み(電話 042-592-0981)

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